藤川の Permissions 7月24日現在

2026年7月24日の安全点検(第1次: deny/ask 強化、第2次: allow 厳選)適用後の全リストです。

この設定の読み方

ALLOW = 自動許可 確認なしで実行できます。慎重モード(default・auto・plan)に切り替えたとき、ここに載っているものだけがスッと通ります。
ASK = 毎回確認 実行前に「やっていい?」という確認画面が出ます。普段のノンストップモードでも、このリストだけは必ず確認が出ます。
DENY = 禁止 Claude は実行できません。必要な場合は藤川さんが自分の手で行います。どのモードでも常に有効です。

優先順位は deny → ask → allow の順。同じ操作が複数のリストに当てはまる場合、より厳しい側が必ず勝ちます。記号の意味: * は「ここに何が来てもよい」、//**/ は「パソコン全体のどこにあっても」。

39 件の自動許可
34 件の毎回確認
77 件の禁止

ALLOW 自動許可しているもの(39 件)

1. Claude Code の基本ツール(7 件)

狙い: 調べ物とファイル作業の土台。これがないと仕事になりません。ファイルの読み書きには deny の秘密ファイル保護が常に優先して効きます。

対象解説
WebSearch / WebFetchWeb 検索と、Web ページの取得(2 件)
Read / Edit / Writeファイルを読む・直す・作る(3 件)。秘密ファイルは deny が優先して遮断
Glob / Grepファイル名検索と、ファイル内の文字検索(2 件)

2. 検証済みの安全コマンド(16 件)

狙い: 7/24 の多段検証(候補 45 件 × 懐疑役 2 名 → 上位モデル監査)を通過した「絶対大丈夫」だけ。python3brew install のような便利でも万能すぎるものは、あえて通していません(慎重モードでは確認が出ます)。

規則解説
Bash(sw_vers:*) Bash(uname:*)macOS・システムの基本情報表示(読み取りのみ)
Bash(system_profiler:*)ハード・ソフト構成の一覧表示(読み取りのみ)
Bash(df:*)ディスクの空き容量表示
Bash(date:*)日時の表示(日誌やファイル名づくりで毎日使う)
Bash(diskutil list:*)ディスク一覧の表示。消去系の diskutil は deny のまま
Bash(mkdir:*)フォルダ作成。既存のものを上書きできない仕様なので安全
Bash(touch:*)空ファイルの作成。中身を消す機能がない
Bash(shasum:*)ファイルの「指紋」計算(重複ファイル探しに使用)。中身は表示されない
Bash(brew list:*) Bash(brew info:*) Bash(brew search:*) Bash(brew outdated:*)brew(アプリ管理)の一覧・情報・検索・更新チェック(4 件、読み取りのみ)。インストール自体は慎重モードでは確認
Bash(git switch -c:*)git の新しい作業ブランチ作成「だけ」。作業を破棄できる派生形(-f 等)は通らない形に絞り込み済み
Bash(git restore --staged --:*)ステージ(コミット準備)の取り消し「だけ」。編集内容を破棄する派生形は通らない
Bash(git init)git 管理の開始。完全一致のみで、危険な追加指定は一切通らない

3. Chrome の閲覧・操作(8 件)

狙い: 毎日の Web リサーチを止めないため。ページを読む・移動する・クリックするまでは自動、フォーム送信などの危険操作は ASK 側で確認、という線引きです(7/24 の摩擦検証に基づく判断)。

対象解説
...read_page / ...get_page_text / ...findページの構造・本文を読む、ページ内を探す(3 件)
...tabs_context_mcp / ...list_connected_browsersタブや接続状態の確認(2 件)
...navigate / ...tabs_create_mcpページ移動と新規タブ(2 件)
...computerクリック・スクロール・キー入力。調査作業で1セッション数十回使うため自動。送信ボタンの前はチャットで確認する行動規範が別途あり

4. Google・Hugging Face の接続(3 件)

狙い: カレンダー・ドライブ・AI モデル置き場の閲覧を止めない。サーバー丸ごとの許可ですが、予定の作成・削除やファイル作成など「状態を変える」操作は ASK が優先して確認になります。

対象解説
mcp__claude_ai_Google_Calendarカレンダー(予定の閲覧・空き時間検索は自動、変更系は確認)
mcp__claude_ai_Google_Driveドライブ(ファイルの検索・閲覧は自動、作成・複製は確認)
mcp__claude_ai_Hugging_FaceAI モデル・データの検索と情報取得

5. Gmail の読み取り(5 件)

狙い: メールは「読むのは自動、変えるのは確認」。ここは読む系だけを 1 つずつ名指しで許可しています。

対象解説
...search_threads / ...get_thread / ...get_messageメールの検索・スレッド閲覧・1 通の閲覧(3 件)
...list_drafts / ...list_labels下書き一覧・ラベル一覧の表示(2 件)

ASK 毎回確認するもの(34 件)

1. 安全装置そのものの書き換え(4 件)

狙い: 悪意ある Web ページが Claude をだまして安全設定を外す「プロンプト注入」攻撃への最重要対策。頼んだ覚えのない確認が出たら、それが攻撃のサインです。

対象解説
Edit(//**/.claude/settings.json)この権限設定ファイル自体の編集
Edit(//**/.claude/settings.local.json)補助の設定ファイルの編集
Edit(~/.claude/CLAUDE.md)Claude の行動規範(家訓)の編集
Bash(claude config *)コマンド経由での設定変更

2. 「後で勝手に動く仕組み」の設置(5 件)

狙い: 定期実行や自動起動は便利ですが、知らないうちに仕込まれると「無人で動き続ける攻撃拠点」になり得ます。設置・変更・削除に必ず目を通します。

対象解説
mcp__scheduled-tasks__create_scheduled_task定期タスクの新規作成
mcp__scheduled-tasks__update_scheduled_task定期タスクの変更
mcp__scheduled-tasks__delete_scheduled_task定期タスクの削除
Bash(crontab *)予約実行(cron)の設定・確認
Edit(~/Library/LaunchAgents/**)ログイン時自動起動の仕込みファイルの作成・編集

3. 取り消しにくい操作(4 件)

狙い: 失敗するとやり直せない操作の前に一呼吸。正当な用途もあるので禁止ではなく確認にしています。

対象解説
Bash(git reset *--hard*)セーブしていない作業の破棄。復元点への巻き戻しで正当に使うこともある
Bash(defaults *write*)Mac やアプリの設定の書き換え
Bash(defaults *delete*)同・設定の削除
mcp__Read_and_Write_Apple_Notes__update_note_contentApple メモの上書き(メモ帳側に「元に戻す」がないため)

4. 最強クラスの遠隔操作ツール(3 件)

狙い: Mac 全体やログイン済みブラウザを直接操れるツールは、他の禁止をすべて素通りできてしまう「万能の手」。使う前に必ず確認します。

対象解説
mcp__Control_your_Mac__osascriptAppleScript で Mac 全体を操作するツール
mcp__Control_Chrome__execute_javascriptログイン済み Chrome の中で任意のプログラムを動かすツール
mcp__claude-in-chrome__shortcuts_executeChrome に登録された自動操作(ショートカット)の実行

5. Chrome での危険度の高い操作(4 件)

狙い: ページを見る・スクロールするのは自動(ALLOW)、フォームに書き込む・ファイルを送るなど「状態を変える操作」は確認、という線引きです。

対象解説
mcp__claude-in-chrome__javascript_toolページ内で任意のプログラムを実行
mcp__claude-in-chrome__form_input入力欄への書き込み
mcp__claude-in-chrome__file_uploadファイルのアップロード(外部への送信)
mcp__claude-in-chrome__tabs_close_mcpタブを閉じる(作業中のページを失わないため)

6. Gmail・カレンダー・ドライブの「状態を変える」操作(14 件)

狙い: 外部の相手に影響が及ぶ操作(招待・下書き・ファイル作成)は必ず目を通します。

対象解説
...Google_Calendar__create_event予定の作成(相手に招待が飛ぶことがある)
...Google_Calendar__update_event予定の変更
...Google_Calendar__delete_event予定の削除
...Google_Calendar__respond_to_event招待への出欠返信(相手に通知される)
...Google_Drive__create_fileドライブへのファイル作成
...Google_Drive__copy_fileドライブのファイル複製
...Gmail__create_draftメール下書きの作成(送信の一歩手前)
...Gmail__create_labelラベル(分類フォルダ)の新設
...Gmail__label_message / label_threadメールへのラベル付け(2 件)
...Gmail__unlabel_message / unlabel_threadラベル外し(2 件)
...Gmail__apply_sensitive_message_label / ..._thread_label機密ラベルの付与(2 件)

DENY 禁止しているもの(77 件)

1. 削除コマンド(7 件)

狙い: ファイル削除は必ず「ごみ箱経由」にする家訓の徹底。直接消すコマンドは、本体だけでなく抜け道もまとめて封鎖しています。

規則解説
Bash(rm *)ファイル削除コマンドの本体。ごみ箱を通さず即座に消してしまうため禁止
Bash(sudo rm*)管理者権限つきの削除。被害がシステム領域まで広がるため禁止
Bash(rmdir *)フォルダ削除コマンド。同上
Bash(/bin/rm*)「住所(フルパス)で呼べば rm 禁止をすり抜けられる」という抜け道の封鎖
Bash(/usr/bin/rm*)同上の保険(この Mac には存在しない場所ですが念のため)
Bash(xargs *rm*)別のコマンドに削除を「代行」させる抜け道の封鎖
Bash(*-exec rm*)検索コマンドに削除を実行させる抜け道の封鎖

2. ディスクの破壊(6 件)

狙い: ディスクの初期化・上書きは、実行した瞬間に取り返しがつかない最悪級の事故。全面封鎖です。

規則解説
Bash(dd *)ディスクやファイルを直接上書きする強力コマンド。誤用すると起動不能になる
Bash(/bin/dd*)上のフルパス版の抜け道封鎖
Bash(mkfs*)ディスクの初期化(フォーマット)
Bash(*diskutil erase*)Mac 標準のディスク消去
Bash(*diskutil apfs delete*)Mac のディスク領域の削除
Bash(*diskutil partitionDisk*)ディスクの分割し直し(中身が消える)

3. git(作業履歴)の破壊(6 件)

狙い: git はコードの「セーブデータ」。過去のセーブを上書き・削除する操作は事故のもとなので禁止しています。

規則解説
Bash(git push*--force*)ネット上のセーブ履歴を強制上書き。他の履歴が失われる
Bash(git push* -f*)上と同じ操作の省略形
Bash(git push* --delete*)ネット上に保存した作業の束(ブランチ)の削除
Bash(git push* -d*)上と同じ操作の省略形(7/24 の検証で見つかった抜け道)
Bash(git push* :*)同じ削除の特殊な書き方。これも抜け道として封鎖
Bash(*git clean*)セーブしていないファイルの一括削除。ごみ箱を通らないため禁止

4. プログラム経由の削除(8 件)

狙い: Python や Node のプログラムに削除を書かせる抜け道への「柵」。よく使われる書き方を名指しで止めます(完全な壁ではありません。下の注意書き参照)。

規則解説
Bash(*shutil.rmtree*)Python のフォルダ一括削除
Bash(*shutil.move*)Python の移動(上書きで消える事故を防ぐ)
Bash(*os.remove*)Python のファイル削除
Bash(*os.unlink*)同上(別名)
Bash(*os.rmdir*)Python のフォルダ削除
Bash(*pathlib*unlink*)Python のファイル削除(もう一つの書き方)
Bash(*fs.rm*)Node(JavaScript)のファイル・フォルダ削除
Bash(*fs.unlink*)同上(別名)

5. パスワード保管庫(キーチェーン)の読み出し(6 件)

狙い: Mac の「キーチェーン」には各サービスのパスワードが保管されています。そこから合言葉を抜き出すコマンドを全面封鎖(7/24 の点検で新設。それまで無防備でした)。

規則解説
Bash(security find-generic-password*)アプリのパスワードを平文で取り出すコマンド
Bash(security find-internet-password*)Web サイトのパスワードを取り出すコマンド
Bash(security dump-keychain*)保管庫を丸ごと書き出すコマンド
Bash(security export*)鍵や証明書のエクスポート
Bash(security -i*)対話モードで上記を実行する抜け道の封鎖
Bash(/usr/bin/security *)フルパスで呼ぶ抜け道の封鎖

6. システム防御・常駐サービスの操作(8 件)

狙い: Mac 自体の防御機能を切ったり、裏で動く常駐プログラムを操作したりする行為は、影響が大きすぎるため禁止。

規則解説
Bash(*csrutil disable*)Mac の中核防御(SIP)の無効化
Bash(*spctl --master-disable*)「未確認アプリの起動ブロック」の無効化
Bash(launchctl bootout*)常駐サービスの強制停止
Bash(launchctl unload*)常駐サービスの解除
Bash(launchctl load*)常駐サービスの追加(勝手に何かを常駐させない)
Bash(launchctl bootstrap*)同上(別の書き方)
Bash(*tmutil delete*)Time Machine バックアップの削除
Bash(crontab -r*)予約実行の設定を一括で全消去するコマンド

7. 秘密ファイルの読み取り(32 件)

狙い: パスワード・鍵・認証情報が入ったファイルは、そもそも読ませない。7/24 の点検で「今開いているフォルダ内しか守れていない」欠陥を修正し、パソコン全体(//**/)に効くようにしました。9 件は新規追加です。

規則解説
Read(//**/.env) Read(//**/.env.*)アプリの合言葉(API キー等)を入れる定番ファイル
Read(//**/*.pem) Read(//**/*.key) Read(//**/*.ppk)暗号鍵ファイル各種
Read(//**/id_rsa*) Read(//**/id_ed25519*) Read(//**/.ssh/**)SSH(サーバー接続)の秘密鍵一式
Read(//**/.kube/**) Read(//**/.aws/**) Read(//**/.config/gcloud/**)クラウドサービス(AWS・Google Cloud 等)の認証情報
Read(//**/.credentials.json)各種ツールの認証ファイル(Claude Code 自身のものを含む)
Read(//**/*.pfx) Read(//**/*.p12)証明書と秘密鍵のセット
Read(//**/.netrc) Read(//**/.npmrc) Read(//**/.pypirc) Read(//**/.git-credentials)各開発ツールに保存されたパスワード・トークン
Read(//**/Login Data) Read(//**/Cookies)Chrome の保存パスワードとログイン状態(Cookie)
Read(//**/.zsh_history) Read(//**/.bash_history)ターミナルの入力履歴(パスワードが紛れ込みがち)
Read(//**/Library/Keychains/**)キーチェーンのファイル本体
Read(//**/.config/gh/hosts.yml)新規: GitHub CLI のトークン(アカウントの合鍵)
Read(//**/.gnupg/**)新規: GPG(署名・暗号化)の秘密鍵
Read(//**/.docker/config.json)新規: Docker の認証情報
Read(//**/.cargo/credentials*) Read(//**/.gem/credentials)新規: Rust・Ruby の公開用トークン
Read(//**/.huggingface/**) Read(//**/.cache/huggingface/token)新規: Hugging Face のトークン(モデル本体のキャッシュは対象外なので利用に支障なし)
Read(//**/Local State) Read(//**/Web Data)新規: Chrome の暗号鍵と、保存されたカード・住所情報

8. 秘密ファイルの書き換え(4 件)

狙い: 読むだけでなく、書き換え(改ざん・すり替え)も止める。読み取り禁止だけでは新規書き込みを止められない仕様のため、別途明示しています。

規則解説
Edit(//**/.env) Edit(//**/.env.*)合言葉ファイルの書き換え禁止
Edit(//**/.credentials.json)認証ファイルの書き換え禁止
Edit(//**/.ssh/**)新規: SSH 鍵のすり替え・改ざん禁止

大事な注意書き: この一覧は「事故防止の柵」であり、完璧な壁ではありません(公式ドキュメントも明言しています)。たとえば Python プログラムの中身までは検査できません。最後の砦は「送信・購入・削除の前はチャットで確認する」という Claude の行動規範と、藤川さんの「頼んだ覚えのない確認には『いいえ』を押す」習慣です。

許可・確認・禁止を示す三段の関門でClaude Codeの権限設定を表した表紙画像
FUJIKAWA LAB SPECIMEN 25 / 25