gstack 完全マニュアル
一人で工場を回す方法。
Claude Code を 53 人の専門家に変える、無料・MIT ライセンスのソフトウェア工場 「gstack(ジースタック)」。Y Combinator 社長の Garry Tan が自分のために作り、 自分で毎日使い、無料で公開したツールキットの操業マニュアルです。 初学者から長期運用者まで、これ一本で対応します。
なぜ今、これがあなたに必要なのか
2026 年。世界はとても静かに、しかし決定的に変わりました。 一人の人間が、AI と一緒に、かつてはチーム 20 人で 3 か月かかった仕事を、半日で出荷するようになったのです。 これは予想ではなく、すでに起きている事実です。 gstack は、その新しい働き方の中心にあるツールキットです。
"I don't think I've typed like a line of code probably since December, basically, which is an extremely large change."
― Andrej Karpathy / No Priors podcast, March 2026
元 OpenAI 創業メンバーの Andrej Karpathy がそう語ったのは、2026 年 3 月のことでした。 「12 月以降、コードを 1 行もタイプしていない」――それでも彼は新しいプロジェクトを動かし続けています。 なぜそんなことが可能になったのか。Karpathy はその答えを「the right tooling(正しい道具)」と呼びました。 その「正しい道具」を、商用秘匿でもなく、SaaS でもなく、すべての人が今すぐ無料でコピーできる形でまとめたものが、gstack です。
Garry Tan が公開した一枚の表があります。2026 年のソフトウェア開発でいま実際に起きている「時間圧縮」を、 彼自身が手元のリポジトリで計測した値です。
| 作業の種類 | 従来のチーム | AI と一人 | 圧縮率 |
|---|---|---|---|
| 定型コード / 足場づくり | 2 日 | 15 分 | 100× |
| テストを書く | 1 日 | 15 分 | 50× |
| 機能の実装 | 1 週間 | 30 分 | 30× |
| バグ修正+リグレッションテスト | 4 時間 | 15 分 | 20× |
| アーキテクチャ / 設計 | 2 日 | 4 時間 | 5× |
| 調査 / 探索 | 1 日 | 3 時間 | 3× |
この表がすべての判断を変えます。 かつて「時間がないから後回し」にしていた最後の 10%(テスト、エッジケース、ドキュメント)――その 10% が、いまや「数秒で済む」のです。
さらに、Karpathy は AI コーディングでよくある 4 つの失敗モードを公開しました。間違った前提・過剰複雑化・関係ない場所への変更・命令的なコードです。
gstack の各スキルは、これらの失敗モードを仕組みとして防ぐようにできています。
たとえば /office-hours はコードを書く前に前提を炙り出し、/review は不必要な複雑さや「ついでに直したらしい無関係な変更」を検知します。
つまり gstack は、「AI に書かせる」だけでは越えられない壁を、プロセスとして越えるためのものです。 一人の builder が、一日に 10,000 行以上の使えるコードを、テスト付きで、レビュー済みで出荷する――その規律を提供します。
AI コーディングは「完璧にやる」のコストをほぼゼロにしました。だからショートカットを取るな、と gstack の哲学は言います。「湖」は沸かせる範囲のもの(完全なテスト、すべてのエッジケース)。「海」は沸かせないもの(全面書き換え、複数四半期の移行)。湖は沸かせ。海はスコープ外と宣言しろ。
30 秒で工場を立ち上げる
必要なのは 4 つだけ。Claude Code・Git・Bun(v1.0 以上)・Node.js(Windows のみ必須)。すでに開発を始めている人なら、おそらく全部入っています。
手順 ― コピペするだけ
コマンド名は「短い名前」が標準
スキルは /qa・/ship・/office-hours のような短い名前で登録されます。
他のツールやカスタムコマンドと名前が衝突するのが心配なら、./setup --prefix を実行すると
すべて /gstack-qa のような gstack- 付きの名前に切り替わります。
後で気が変わったら ./setup --no-prefix でいつでも戻せます。選択は次回アップグレード時にも記憶されます。
確認 ― 工場が稼働しているか
Claude Code 内で /office-hours と入力してみてください。YC 流の壁打ちが始まれば、開業準備完了です。
初回実行時には、あなたのプロジェクトの状態を見て「最初に使うといいスキル」を gstack が提案してくれます(v1.58.5 の新機能)。
gstack は Git Bash または WSL で動き、Bun と Node.js の両方が必要です。Bun と Playwright の組み合わせに Windows 専用の不具合があるため、ブラウザ操作系の /browse は自動的に Node.js 版に切り替わります。また、Windows の開発者モードが無効な環境ではスキルがコピー方式で配置されるため、手動で git pull した後は ./setup を再実行してください(/gstack-upgrade 経由の更新なら自動で行われます)。
アンインストール ― 後悔しないために
嫌になったら、これ一発で全部消えます。設定を残したい場合は --keep-state を付けます。
53 人の専門家が一斉に出社する
gstack をインストールした瞬間、あなたの Claude Code には 53 人の専門家が出社します。
全員を覚える必要はありません。「壁打ちしたい」「テストして」「PR 作って」と日本語で言えば、勝手に正しい人が出てきます。
迷ったら /gstack と打つだけで、案内係がふさわしいスキルに取り次いでくれます。
あなたの構想に対して 6 つの厳しい問いを投げる。「興味は需要じゃない。行動だけが需要だ。」
4 つの姿勢で計画を磨く。EXPANSION(夢を広げる)/SELECTIVE/HOLD(厳格レビュー)/REDUCTION。
アーキテクチャ、データフロー、図、エッジケース、テスト計画。隠れた前提を全部表に出す。
各デザイン軸を 0–10 で採点し、10 点に届かせるために計画を書き直す。AI slop 検出器付き。
「最初の Hello World までの時間」を競合と比較し、開発者が感じる摩擦を 1 つずつ潰す。
CEO → デザイン → エンジニアリング → DX を一気に通す。あなたの判断が要る箇所だけを浮かび上がらせる。
うるさく感じる質問を「永久に聞かない」に。逆に「必ず聞いて」も指定可。
ぼんやりした「作りたい」を、5 段階で実行可能な精密仕様書に変換。別ブランド AI による品質採点つき。
業界の景観を調査し、創造的なリスクを提案、デザインシステム(色・フォント・余白・モーション)をゼロから作る。
「選択肢を見せて」と言うと、4–6 個の AI モックアップを作って比較ボードをブラウザで開く。あなたが選べば学習する。
承認されたモックアップを「実際に出荷できる HTML/CSS」に変換する。
ライブサイトの視覚監査。問題を見つけたら一つずつ直し、Before / After のスクリーンショットを残す。
CI は通るのに本番で爆発するバグを見つける。SQL injection、条件分岐の副作用、テスト網羅性の劣化を構造的にチェック。
系統的根本原因分析。Iron Law: 根本原因なしに修正してはならない。3 回失敗したら自動的に立ち止まる。
OWASP Top 10 + STRIDE 脅威モデル。秘密鍵の発掘、依存関係の監査、具体的な攻撃シナリオ付き。
OpenAI の Codex CLI で独立レビュー。Claude の見落としを、完全に別のAIの目で刺してくる。
本物のブラウザでドキュメントをなぞり、Getting Started を試し、エラーをスクショ。予測と現実を突き合わせる。
本物のブラウザでアプリを操作し、バグを見つけ、修正し、リグレッションテストを自動生成。Quick / Standard / Exhaustive の 3 段階。
テストのみ、修正なし。スクリーンショット付き構造化レポートを返す。
ページロード、Core Web Vitals、リソースサイズのベースラインを取る。Before / After を毎 PR で比較。
Claude / GPT / Gemini で同じプロンプトを実行。レイテンシ・トークン・コスト・品質を横並びで出す。
本物の Chromium。実クリック、実スクリーンショット。自動操作を嫌うサイトへの対策も標準装備。
サイドバー付き専用ブラウザ。あなたの Chrome は無傷のまま、AI が別ブラウザで作業する。
Web ページからデータを抜き出す専任担当。うまくいった手順は /skillify で永続保存できる。
OpenClaw・Codex・Cursor 等と同じブラウザを共有。各エージェントが別タブを持ち、互いに干渉しない。
本物の Chrome / Arc / Brave / Edge から Cookie をインポート。認証必須ページのテストが一発で通る。
テスト実行 → diff レビュー → VERSION 更新 → CHANGELOG → コミット → PR 作成。秘密情報の混入も出荷前に自動ブロック。
PR をマージ、CI とデプロイを待ち、本番ヘルスチェックまで実行。「approved」から「verified in production」までを 1 コマンド。
デプロイ後の監視ループ。コンソールエラー、性能劣化、ページ失敗をスクショ付きで監視。
Fly.io / Render / Vercel / Netlify / Heroku を自動検出、本番 URL とヘルスチェックを記録。
どのバージョン枠が PR に予約されているか、隣のワークスペースで何がもうすぐ出荷されそうかを表示。
実機の iPhone で SwiftUI アプリを操作してテストする。
iOS アプリのバグを自律的に修正する。
実機の上で iOS アプリの視覚デザインを監査する。
開発用の橋渡し部品(デバッグブリッジ)をアプリから取り除き、公開できる状態にする。
iOS 用デバッグブリッジを最新の gstack テンプレートに合わせて再生成する。
Markdown を出版品質の文書に。PDF・Webページ・Word の 3 形式で出力でき、文中の図の設計メモも自動できれいに描画。
「こういう流れ図がほしい」と言葉で頼むと、編集可能ファイルと画像(SVG・PNG)のセットで図を作ってくれる。
出荷の後にドキュメントを総点検。README / ARCHITECTURE / CLAUDE.md を全部最新化。
足りないドキュメントをゼロから書き起こす。機能単位でもプロジェクト全体でも。
破壊的コマンドを警告。rm -rf・DROP TABLE・git push --force はすべて事前確認。
編集スコープを 1 ディレクトリに限定。デバッグ中に AI が「ついでに」関係ないコードをいじるのを防ぐ。
careful + freeze を一括起動。本番作業の最強モード。
freeze の境界を解除。セッションは続けたまま編集スコープを広げたいとき。
週次の振り返り。コミット履歴・作業パターン・スキル使用統計を分析して報告する。
セッションを越えて学んだことの管理。プロジェクト固有のパターン、落とし穴、好みを蓄積。
git 状態・決定・残作業を保存。作業場所を切り替えても文脈が消えない。
保存した作業状態から再開。「あれ、何やってたっけ」が消える。
セッションを越えた永続記憶 GBrain をゼロから 5 分以内に立ち上げる。
GBrain の中身をリポジトリの現状に合わせて最新化する。誤削除を防ぐ多重の安全装置つき。
型チェッカー・lint・テスト・dead code 検出を統合し、0–10 の合成スコアで健康度を可視化。
直近でうまくいった /scrape の手順を、いつでも呼べる自分専用スキルとして永続保存する。
gstack 自身を最新版に。グローバルとプロジェクト同梱を両方検出して同期、変更点を表示。
各スキルは「音声で言いたくなる自然な言い回し」も認識します。「セキュリティチェックして」「ウェブサイトをテストして」で正しい専門家が出てきます。迷ったら /gstack ― 案内係がふさわしいスキルに取り次ぎます。
一日のスプリントはこう流れる
gstack は道具の寄せ集めではありません。一つのプロセスです。
スキルは、スプリントが進む順序で並んでいて、それぞれが次のスキルに渡すアウトプットを書き残します。
/office-hours が書いた設計ドキュメントを /plan-ceo-review が読み、
/plan-eng-review が書いたテスト計画を /qa が拾い、
/review が見つけたバグを /ship が「直したか」確認する――。何も床にこぼれない。
/plan-eng-review
/codex
/land-and-deploy
/learn
Conductor などのワークスペース管理ツールと組み合わせれば、10〜15 個のスプリントを並列で回すことが現実になります。 これは Garry が 2026 年に毎日やっていることです。「一人で工場を回す」というメタファーは比喩ではなく、運用形態の正確な記述です。
「/qa で 6 → 12 並列ワーカーに増やせた。Claude が『I SEE THE ISSUE』と言ったあと、本当にバグを見つけ、リグレッションテストを書き、検証まで終えてくれる。あれが私の働き方を変えた。」
― Garry Tan / gstack README(意訳)
実演 ― 朝食ブリーフィングアプリを作る
あなたが Claude Code に「カレンダーから朝食ブリーフィングを作るアプリを作りたい」と言ったとします。ここから何が起きるか、実際の対話の流れを見てみましょう。Garry が公開している実例の再現です。
Step 1 ― 壁打ち
あなたが言った「朝食ブリーフィングアプリ」を、Claude は「あなたが本当に欲しいのはチーフ・オブ・スタッフ AI ですよ」と再構築しました。
これが /office-hours の力です。あなたの言葉を聞いていない。あなたの痛みを聞いている。
Step 2 ― 計画レビュー
このとき裏では、Claude とは別ブランドの AI(OpenAI Codex)にも同じ計画を見せて意見を突き合わせる ダブルチェックが標準で走ります(2026 年 6 月から標準化)。1 つの AI の思い込みを、もう 1 つの AI が指摘してくれる仕組みです。
Step 3 ― 実装 → レビュー → QA
Step 4 ― 出荷
あなたが「daily briefing app」と言い、Claude が「あなたが作っているのは chief of staff AI です」と言い、 二人で完成させ、本物のブラウザでテストし、PR まで出す。これはコパイロットではありません。チームです。
工場を支える三つの哲学
gstack のすべてのスキルには、同じ三つの原則が注入されています。Garry が 20 年のソフトウェア構築経験から抽出した、2026 年版の「正しい働き方」です。
壱 ― 湖は沸かせ(Boil the Lake)
AI コーディングは「完全さ」のコストをほぼゼロにしました。 フル実装 150 行と、9 割だけの 80 行 ― 常に前者を選べ。差の 70 行は数秒です。 「ショートカットを取る」は人間が瓶首だった時代の遺物。湖は沸かせ。海は宣言してスコープ外にしろ。
弐 ― 建てる前に探せ(Search Before Building)
優れたエンジニアの最初の本能は「誰かもう解いていないか?」。 試され尽くした定番(前提を問え)、新しくて流行のもの(盲信するな)、そして第一原理(最も価値あり)。 この三層を順に探ってから、初めて自分で建てる。
参 ― ユーザー主権(User Sovereignty)
AI は提案する。ユーザーが決める。このルールは他のすべてを上書きします。 二つのモデルが「マージしろ」と言い、ユーザーが「分けたい」と言ったら、常にユーザーが正しい。 偉大な AI 製品はユーザーを増強するのであって、置き換えない ― Karpathy の「アイアンマン・スーツ哲学」です。
この三つは、独立した教訓ではなく一つの態度を作ります。 「探した上で、本当に必要なら、完全な形で建てる。ただし最終決定はあなたがする」――これが gstack の構えです。
"The best tools solve your own problem. gstack exists because its creator wanted it."
― ETHOS.md / Build for Yourself
安全と協調の道具箱
「気をつけて」と言うだけ ― /careful
Claude に「be careful」と言うと、その瞬間から破壊的なコマンドの前に必ず警告が入るようになります。
rm -rf・DROP TABLE・git push --force・kubectl delete――どれも 1 文字のタイプミスで一日分の作業を消し去る危険な命令です。
例外として、node_modules などビルド成果物の削除は警告なしで通します。賢いセーフガード、です。
編集を「この箱の中」に閉じ込める ― /freeze
デバッグ中に Claude が「ついでに」関係ない場所のコードを書き換えてしまう。これは AI コーディング最大の事故です。
/freeze src/auth/ と言えば、そのセッション中、src/auth/ の外側へのファイル書き込みはすべてブロックされます。
本番に触る日は /guard(careful + freeze の一括起動)を最初に打ってください。あなた自身の保険です。
秘密情報の流出を出口でブロックする
2026 年前半の gstack が特に力を入れたのが、秘密情報(API キーやパスワードなど「外部サービスの合言葉」)の漏えい防止です。
/ship は出荷の直前に変更内容を検査し、OpenAI・GitHub・AWS・npm・Bearer トークンなど
主要サービスの鍵のパターンを検出すると出荷を止めます。検出パターンは更新のたびに増え続けています。
セカンドオピニオン ― /codex と codex_reviews
Claude が「これで完璧です」と言ったとき、本当にそうでしょうか?
/codex は OpenAI の Codex CLI を呼び出し、完全に違う AI モデルの目で同じ変更を見ます。
2026 年 6 月からは、このダブルチェックが計画レビューや出荷前点検など 8 種類の点検作業で標準オンになりました。
不要なら gstack-config set codex_reviews disabled で一括オフにできます。Codex の用意がない環境では自動で従来方式に切り替わります。
同じブラウザを別の AI と共有する ― /pair-agent
あなたが Claude Code を使っていて、別ウィンドウで OpenClaw も使っている。両方に同じブラウザを見せたい。
/pair-agent がそれを 1 コマンドで実現します。各エージェントは別タブを持ち、互いに干渉できません。
永続記憶と「決定メモリ」― GBrain 連携
Claude Code はセッションが切れると記憶が消えます。これを補うのが
GBrain。
/setup-gbrain でゼロから 5 分以内にセットアップできます。
2026 年 6 月からは、作業中に「決めたこと(方針・道具選び・やめた案)と、その理由」を記録して、
次の作業のはじめに自動で思い出す「決定メモリ」が加わりました。
一度決めたことを蒸し返さずに、続きから進められます。
リポジトリごとに read-write / read-only / deny の信頼レベルを設定でき、
A 社の作業中に B 社の知識が混ざらないよう分離できます。
2026 年上半期、gstack はこう進化した
このマニュアルの初版(4月・v1.13)から現在(v1.58.5)まで、gstack は毎週のように更新されてきました。特に大きな進化を挙げます。
- 決定メモリ(6月・v1.57.5)── 決めたことと理由を記憶し、次の作業で自動想起。
- 文書に図を描けるように+3形式出力(6月・v1.58.0)──
/diagramの新設と、/make-pdfの PDF・Webページ・Word 対応。 - 別ブランド AI のダブルチェック標準化(6月・v1.57.10)── 8 種類の点検作業で Codex の意見を自動照合。
- 誤削除の危険の完全封鎖(6月・v1.56.1)── 記憶エンジン同期に潜んでいた「フォルダ丸ごと削除」の穴を塞ぎ、「疑わしきは消さない」方式へ。
- 秘密情報の検出強化(継続)── 検出パターンを毎月追加。出荷前の最後の砦。
- 重量級スキルの軽量化(6月・v1.56〜57)── 8 スキルが最大 49% 軽量化。必要な部分だけ読む方式へ。
- ブラウザの「ロボット扱い」対策を全面強化(6月・v1.58.3)── 自動操作を嫌うサイトから弾かれにくく。
- 仕様書スキル /spec と iPhone アプリ開発スイート(春〜)── 対応領域そのものが拡大。
月ごとの全アップデートは、専門用語を避けた解説付きで別ページにまとめています。 6月分(全18件)はこちら、 5月分(全53件)はこちら。
/gstack-upgrade を実行するか、~/.gstack/config.yaml で auto_upgrade: true にすれば、スキルを使うたびに自動で最新版に更新されます。
よくあるつまずき
- スキルが Claude Code に出てきません
cd ~/.claude/skills/gstack && ./setupを再実行すれば自動で登録し直します。プロジェクトのCLAUDE.mdに gstack セクションを追加するのも有効です。/browseが動きませんcd ~/.claude/skills/gstack && bun install && bun run build。Windows なら Node.js のインストールも確認してください。- 古いインストールを更新したい
/gstack-upgradeを実行。グローバルインストールとプロジェクト同梱の両方を検出して同期します。~/.gstack/config.yamlでauto_upgrade: trueにすると自動化できます。- コマンド名を
/gstack-qaのように名前空間で分けたい cd ~/.claude/skills/gstack && ./setup --prefix。他のスキルパックと併用する場合に便利です。短い名前に戻すには./setup --no-prefix。選択は次回アップグレード時にも記憶されます。- Windows で、更新したのに古いスキルのまま動きます
- 開発者モードが無効な Windows では、スキルがコピー方式で配置されます。手動で
git pullした後はcd ~/.claude/skills/gstack && ./setupを再実行して、コピーを最新に揃えてください。 - テレメトリ(利用統計の送信)が心配です
- デフォルトで OFF。初回起動時にオプトインを聞かれるだけで、承認しない限り何も送信されません。送る項目もスキル名・所要時間・成功失敗・バージョン・OS だけで、コード・ファイルパス・プロンプトは送りません。
gstack-config set telemetry offで即時無効化できます。 - チームに導入したい
- リポジトリ内で
(cd ~/.claude/skills/gstack && ./setup --team) && ~/.claude/skills/gstack/bin/gstack-team-init required。これで teammate も自動的に gstack を使うことになります。リポジトリにファイルを同梱しないので、バージョンのずれも起きません。 - 音声で操作したい(AquaVoice / Whisper など)
- 各スキルは「音声で言いたくなる自然な言い回し」を認識します。「セキュリティチェックして」「ウェブサイトをテストして」――スラッシュコマンド名を覚える必要はありません。
次の 30 秒
Claude Code を開いて、あの 1 行を貼ってください。 その瞬間、53 人の専門家があなたの工場に出社します。
迷ったら、まず 1 つだけ。/office-hours で、あなたが今考えていることを話してみてください。
「あなたが本当に作りたいもの」を再定義してくれる相手が、そこにいます。